こんにちはRinです。
私はロードバイクを始めて3年が経ちます。
今までに、ロードバイクで北海道2回(旭川・富良野・女満別)、沖縄、しまなみ海道2回、栃木、千葉、葉山、鎌倉、江ノ島、奥多摩、箱根、山中湖、河口湖、伊豆、下田などなど日帰りから1週間の旅行までロードバイクとミニベロでサイクルライフを楽しんできました。
■私のバイク紹介の記事はこちらです。
【ロードバイク・ミニベロ】私のバイクを紹介します。
300kmの実際に走った距離を地図で見るとこんな感じです。
・これからブルベ300kmに参加しようと思ってる方
・ブルベ初心者の方
・ブルベ参加を考えている方
など是非ブログを読み進めていただき、参考にしていただければと思います。
初めてのブルベ挑戦での完走は、先輩のブルベリストにいろんな対策を教えてもららい練習したので、完走することができたと思っています。
ブルベとは
ブルベとはノーサポート・自己責任の長距離サイクリングイベントで、タイムや順位には拘らず制限時間内での完走を認定するものです。 ブルベ(仏語 Brevet)は認定を意味します。参加者は事前に公表されているルートに従って走行し、指定されたチェックポイントを時間内に通過しゴールを目指します。制限時間はおおよそ平均時速15km程度で計算され、努力は要するものの無理のない速度で走れるように設定されています。ブルベの規則、交通法規は厳守です。規定の距離を制限時間内に走ると、コース完走の認定を受 けることができます。
Audax-Japan
200km、300km、400km、600km、および1000kmがあり、距離に応じて制限時間が異なります。日本ではAudax Japanに参加している各クラブによって主催されます。
年齢は20歳以上で、自転車保険の条件を満たしていれば参加することができます。私はいつも、スポエンCYCLEのHPからブルベの参加申込をしています。
ブルベは全国各地で開催されています。参加費は1500円前後ぐらいです。
ブルベの制限時間は200 km14時間、300 km20 時間、400 km27時間、600 km40時間となっています。
ブルベに参加した理由
私の参加しているコミュニティにロードバイククラブがあるのですが、みんなでブルベに挑戦しよう!というイベントがキッカケでブルベに参加しました。
ロードバイクを買って8ヶ月だった私が参加した理由を簡単に言うと、「ノリと勢い」。みんなが参加するから私も出ておくか!!という感じでした。
小野さんの話を聞いた時、「確かに、社会人になって辛いこと特にないな。また、自分を褒めてあげることなんて日常ではなかなか無い」と私は感じました。
小学校2年生から大学生まで剣道を続けてきて、特に高校時代・大学時代は地獄のような厳しい日々も経験してきていたので。
社会人になって理不尽に先輩から怒られることもないし、毎日朝練から夜の稽古なんてないし。
初めてのブルベは千葉200kmからの挑戦予定だったのですが、ブルベの申込みは倍率が高くて、エントリー開始数分でエントリー満員に. . .。
千葉300kmは房総半島1週ぐらいの距離感です(笑)
初挑戦は200kmからがオススメです。(笑)これだけは言い切れます(笑)
ブルベ300kmに向けて準備したこと
実践編
まず、ブルベ参加が決まってから約100kmライドを2本と50~80kmのライドを3~4本走りました。
私は三浦半島120km、奥多摩95km、鎌倉江ノ島50km・80km、ヤビツ峠ライド60kmを練習してブルべに挑みました。
持論になりますが、私が考えるブルベは、
30km以上を5本走れたら100kmは走れる。
100km走れたら200kmは走れる。
300kmは気持ちだけです(真顔)
ブルベ本番では約50kmポイントごとに通過の制限時間が決まっています。
どれくらいの速さで走行してゴールを目指すかが重要になってくるので、サイクルメーターを見ながら走る練習をしておくことをオススメします。
準備物
☑テールライト
☑ライト(念の為2つ用意)
☑蛍光ベスト(Amazonで売っています)
☑アミノバイタル(50kmごとに私はエネルギーチャージでのみます)
☑空気入れ(自転車に装着できる空気入れ、パンクした時に必要)
☑輪行袋(リアイアした時など輪行する時に必要)
☑サドル(長距離ライドなので、とにかくお尻が痛くならないもの)
☑パンク修理セット
☑チューブ
☑サイクルコンピューター
☑ヘルメット(忘れる人たまにいるので気をつけて)
☑サイクルウェア
☑カッパ(雨が予想される場合・靴下も濡れたら辛いので替えを用意しておくといいです)
☑レシートを入れるホルダー
千葉300kmブルベ初挑戦
ブルベ当日

ブルべ出発式の様子
私の初挑戦ブルベ300kmは、2018年10月20日でした(BRM1020千葉300km検見川)。7:00スタートだったので、横浜を朝4時に車で出発しスタート地点へ向かいました。当日の天気は晴れ。
300kmの制限時間は20時間なので、朝7時をスタートし翌日3時までにゴールできると完走となります。(P1~P4の各50km地点ごとのポイントを、制限時間以内に通過していることも条件)
P1~ゴールまではこの下記のメモの目標で走りました。スタートしてP1~P2までに、30分~1時間の貯金をつくっておくことをオススメします。
パンクやメカトラブルが起きると制限時間に間に合わなくなるので、前半頑張れるうちに貯金を作っておくと緊急事態が発生しても完走できます。

当日実際に使った目標メモ
メモを見やすくするとこんな感じです。
●BRM1020千葉300km検見川
ブルベスタート
この時の300kmは全員初参加の仲間3人でスタート。
まずはP1を目指して走りはじめました。私は先頭だったのでとにかく平均時速20kmを切らないようなペースを意識して走りました。スタートは人が多いのと、街中からのスタートは信号も多くてストップ・アンド・ゴーが多いのが少し嫌でした。
P1には予定通り50分ぐらいの貯金ができて到着。P1についた時の完走は、「まだ50kmか…..」という感じです。自分でも本当に300km走れるか謎でした。
チェックポイントでは15分だけ休むように決めていました。
チェックポイントを制限時間以内に通過した証拠は、チェックポイントのコンビニレシートになります。なくさないように必ずレシートホルダーに入れましょう。
P2地点も目標予定通りに到着。しかし、トラブル発生!!
なんと一緒に走っていた2人の仲間に異変が….。一人は軽い熱中症、もうひとりは膝の痛みを感じていました。
私はその時、「一人になったらどうしよう….」という不安だけが頭をよぎっていました。
だからとにかく「大丈夫!絶対完走できる!!!」と二人に言い聞かせていました。弱気になったら漕げなくなるなと感じたので。
熱中症の1人は休憩を長めにとりたいとのことだったので、後から合流しようと約束し、残りの2人でP3に向けてスタートしました。
「まだ200kmもある…」と考えると辛かったので、できるだけ距離のことは考えずに音楽を流して無心で走っていました。
P3までも山道が続き、山道を抜けると海岸沿い。ヒルクライムは辛いですが、ずっと平地も辛い(笑)。
幸い、海岸沿いでは追い風だったので平地をスピードに乗れて30kmオーバーで走れました。
P3も目標通りに到着。「ここでやっと200kmかーーーー。」という感じ。ここではまだ2人でした。
P4に向けて出発!海岸沿いから、山道に入りなんとかP4にも予定通り到着。250km地点。ここでカップラーメンを食べながら休憩していると仲間の一人がP4に到着!!!!!
また3人全員揃った時はすごく嬉しかったです。私はP4まで先頭だったので、ほとんど気力も体力も使い切っていました。
最後の50kmは最難関!今回のブルベで一番標高が高い山をヒルクライムします。しかも10kmも(笑)このコースを考えた人をずっと恨みつづけました(笑)
P4をスタートし、最終ゴールに向けて走るのですが、やってきました!!!!最難関のヒルクライム!!!
限界を超えた体力で挑むヒルクライムは辛かったですが、夜は暗くて傾斜が見えないので逆に登りやすかったと思います。
山の頂上地点では夜空の絶景が広がっています。夜空の星をみてこんなにもムカついたのは人生で初めてです。
「こんな星見せるために、こんな地点でこんな山を登らせやがって…..怒」という感じでした(笑)
最難関の山を超えて、貯金も2時間ぐらいあったの最後のゴールまでの25km地点ですき家に入り牛丼を食べました。
ここで食べた牛丼と味噌汁が美味しかった…..。
私は、ブルベの食事では50km地点ごとに必ず食べられるものは食べていました。
食べすぎると漕ぐのが辛くなるので、腹8分目ぐらいにして、パスタやうどんなどできるだけ消化に良いものを食べました。
50km地点ごとにアミノバイタルも忘れずに。このバイタルがあると元気でるんです!!!!!
そして 18時間台で遂にゴール!!!!
1時間半の制限時間を残してゴールできまし歌。
ラストの25kmの平地は記憶はないですね(笑)
スタッフの人がゴール地点にスープや甘いカフェオレを用意してくれていて、それがまた涙が出るほど美味しかったです。
終わった後は、お尻が4つに割れた感じでお尻の感覚がない(笑)あと、握力も使い切ってなにも握りたくもない。服を着替えるのも大変でした。
さいごに

300kmゴール地点思い出の1枚
ブルベは休まなければ完走できる。
ブルベは仲間がいれば完走できる。
一人だったら絶対100kmで諦めていたと思います。
最後の50kmも辛かったですが、私は最初の100kmが一番辛かったです。まだ300kmゴールまで程遠いという事実が精神的に一番きていたのだと思います(笑)
完走して、1日に約19時間自転車で300km走りきり、少しだけ自分に「頑張ったね」と褒めてあげられました。
辛かったけど、自分を褒めてあげられるってなんだかいいですね。また、チャレンジする人生・やったことのないことに挑戦することって面白いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント