こんにちはRinです。
■起業したいけど、サラリーマンを辞めるのは怖い
■私は有名大学出身でないため、自分に自信が持てない。
■上司にいつも媚を売っている
■くだらない社内政治にストレスを感じている
という人はいますか?
私は「バカだ」と認識していたので、起業にチャレンジできたのだと思っています。
また、私は偏差値が45ぐらいの日本女子体育大学出身なのですが、一流大学といわれる人たちとの大学生時代の就活では、気負うことなく挑むことができました。
そして、新卒で入った会社の同期のほとんどはマーチ以上の大学出身者でしたが、特に負い目を感じずに、仕事に取り組み、周りと変わらない評価もしてもらえました。
自分はイケてる方だという思い込みをしている人って意外に多いのではないでしょうか?それって結構損しています。
私は自分はバカだと認識していた
大学時代の就職活動
大学三年生の12月、私は解禁と同時に就職活動をスタートしました。合同説明会、企業訪問など多くの就活生とともに、私も自分の働く会社を探していました。
企業の採用試験の始まりは学力試験を受けて合格すると、3〜5人ずつの集団面接が行われるのが一般的です。
自己紹介・自己PR等を2~3分で行うのですが、自分以外が早稲田、慶応、明治、青学などと偏差値の高い大学に通う学生って賢そうに見えますよね….。
というか賢いですよね!
そのような状況の時、周りの人と比べて自分に自信をなくすのではなく、私は「逆にラッキー!」という感覚でした。
自分はバカだから、分からないことは何でも聞けてラッキー!
いつもこのように考えていました。
面接官に難しい質問をされた時、分からなかったらはっきり分かりません!!と答えることができました。
逆に、難しい質問に答えることができたら「すごいじゃん」って驚かれ、めっちゃ褒められました(笑)
高学歴の人は分かって当たり前の風潮はきついだろうなぁ…と思っていました。
社会人時代
新卒で入社した会社では、私以外の同期のほとんどがマーチ以上の大学出身者でした。
会社の人事の人からは、「体育大学生が入社するのは初めてだよ」なんていわれましたね(笑)
実際の仕事が始まってから驚いたのは、高学歴の中でも全然仕事ができない同期や先輩の人もたくさんいたことです。
コミュニケーション能力が低くて、人からあまり好かれていない人などが仕事ができないといわれている人が多かった印象です。
やはり社会人になっても就活のときと同じで、仕事がうまくいくと褒めて貰える機会は多くありました。
また、分からないところは細かいことでも恥ずかしがらずに、たくさんの人に教えてもらうことができました。
「分からないので教えて下さい」というと、先輩や上司は意外と忙しくしながらも喜んで教えてくれたし、教えてもらっているうちに仲良くなり、たくさんの人に可愛がってもらったと思っています。
私が自分はイケてると勘違いして、変なプライドをもっていたら「分からない」なんてなかなか聞けなかった思うんです。
自分がいかに分かっていないかを自覚すること、いわいる「自分はバカ」という認識は最強の武器になると私は思います。
小頭いい人間にはなるな
私がお世話になっているコミュニティ主宰者の小野さんからは、いつも「小頭がいい人間にはなるな」といわれます。
小野さんは現在経営26年の事業家で、上場支援、上場企業・公的機関のコンサルティング、個人経営の店舗支援まで世界中で幅広くビジネスで活躍されてこられた方です。
小野さんは、「小頭がいい人とは、失敗しないように生きている人。失敗しないようにしか行動ができない人。手抜きばかりやっている人のこと。そういう人は歳をとった時に大変なことになる。小頭がいい人の生き方は、努力もしなければ挑戦もしない。だから一生成長しない。」と教えてもらいました。
また、「人間は生きているだけで大変なんだから、生きているというプライドだけもてば十分」と教えてもらったことも印象的でした。
ホリエモンの話で成功している自営業の社長はバカばかりという話があります。
バカだから平気ででリスクを取れたり、失敗も恐れない。失敗してもダメージを感じない。いい意味の鈍感。
馬鹿だから何度でも挑戦し、立ち上がれる。バカこそ最強で、バカは恐れずに自ら打席に行く回数が多い。その図々しさが高い打率を引き寄せている。
小頭のいい人ほど、自分はイケてると思っているので、人の意見よりも自分の頭で考えたことを優先します。
小頭のいい人が現状に満足しているのならいいのですが、そうでないのであればその認識は変えたほうが無難です。
自分で考えて生きてきた結果が今の現状です。もっと良い人生にしたいとか、変わりたいとか思うのであればいい意味の鈍感であるバカになって、周りの人の意見を聞いて学んでください。
まとめ
「無知の知」という言葉があるように、自らの無知を自覚することが真の認識に至る道であると、ギリシャの哲学者ソクラティスは説いています。
人間は世の中の2%しか知らないと言われています。人間は何も知らないで生きているのです。
自分が生きていきたい人生があったら、それだけ分かればいいと私は思います。
自分のダメなところをさらけ出すのは勇気も必要ですし、プライドも捨てなければいけないかもしれません。でも、弱い部分も他人に見せることができた人は強い。
コミュニティに3年間所属してきてそんな人をたくさん見てきました。自分の弱い部分をさらけ出した人は、どんどん人としても成長してます。
私自身も、教えてもらい上手になってもっともっと沢山の人から学びを得ていきたいと強く感じました。
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